ポップでキュートな夢みて

散らばった言葉の海

クリエという宝箱に立つ5人の輝きを抱きしめて。

 

 

ジャニーズ銀座2021。コロナ禍での開催で、中止になってしまった公演もあって、複雑なことがたくさんあるのは重々分かっているけれど、Lil かんさいの公演に行って感じた気持ちを忘れたくなくて、ステージに立つ5人が本当に輝いて素敵だったんだよということを残しておきたくて、はてなブログを書くことにしました。

 

 

 

 

 

 

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ジャニーズ銀座・通称クリエは、ジャニーズJr.の登竜門で本人たちも言っていたけど挑戦の場。自分たちで一からコンサートをつくっていく、そんなイメージです。

ジャニーズJr.にとっても、Jr.担にとっても特別でみんなが忘れられない宝箱みたいな存在、そういう想いがずっとあります。

これまで大阪で2つの単独公演を経験してきた5人が、どんなコンサートを作るのか、作りたいと思っているのか知れることがめちゃくちゃ楽しみで。

結論からいうと本当に素晴らしかった。

 

何が素晴らしすぎたのか、リストで書き残したいと思います。

 

 

 

 

 

①選曲

風雅くんが挨拶で「これまでのLil かんさいの集大成」と言っていたけれど、本当にその通りで、Lil かんさいの始まり〜クリエのLil かんさいがギュッと詰まっていたセットリストで、私は初単独公演あたりから好きになった新規だけれど、彼らの頑張ってきた足跡がたくさん詰まっていて、感動で胸がいっぱいになりました。

何より、Lil かんさいの第一章はクリエで完結して、クリエ以降からは第二章のLil かんさいが始まっていくんだなと強く思いました。

第二章楽しみすぎる。(勝手に決める)

何より胸に刺さったのは、ジャニーズWESTの「Unlimited」を選曲したこと。セトリの土台を作った西村くんがこの曲を選んでいたのなら、それはもう天才すぎる。他メンバーがやりたいって言ったとしても天才すぎる。セットリストに入れるって決めたみんなが天才。

まだまだ発展途中にある、これから色んなことを経験して吸収して、どんどん大きくなっていくであろう彼らが、「憧れてきた夢のステージへきっと辿り着けるさ」「さあ走り出そう 最高のステージへ導いてゆくよ 笑顔の数だけ oh Ah...今はまだ 僕らは旅の途中」って歌うのは素晴らしすぎる。

5人がどんな気持ちを持ってこれを選曲したのかがすごく気になるし、深く考えてしまう太刀なので、Unlimitedは彼らからファンに対するメッセージでもあり、決意の表れなのかなあと思っています。

 

何よりLil かんさいの新曲の「La fiesta」の次にこの曲を組んだことにどうしても意味を考えてしまって。

La fiesta前のLil かんさいの曲は、「かわいいくてキラキラでアイドルらしい曲」ばかりです。

だけど、La fiestaはアイドルらしい曲でありつつも、今までの曲とは全く違って、「カッコよくて、セクシーで、Lil かんさいの新しい一面を魅せた曲」だと思っていて。

かわいくてキラキラなイメージが強い彼らだけど、もうそれだけじゃなくて、またひとつ抜け出して、カッコいいもセクシーさも魅せられるぞっていう。

「地図にない明日へ Go now 限界はないよ飛び超えるボーダー」(Unlimitedの歌詞) 「俺たちは上昇party」(La fiestaの歌詞)=自分たちに限界はない、これからもっともっと上に行きたい、憧れのステージに必ず行くからみていて。

私は、どうしてもそんな風に解釈してしまって、胸がいっぱいになったし、彼らの夢がたくさん叶ってほしいです。

 

それから、Lil かんさいは「自分達とファンの皆んなとは横一列で頑張っていきたい」そう言ってくれます。

どのグループもファンの皆さんのおかげです、みんなで頑張りましょうと言葉にしてくれるけれど(有難い)、それは彼らも同じで。

だけど、まだ全員が高校生で、結成2年目のグループで、伸び代しかなくて、可能性が無限大でしかない彼らがいうその言葉ってやっぱり特別に響くものが私にはあって。

だからこそ、Lil かんさいが歌う「Unlimited」(無限という意味)は、すごく特別な意味を感じて素敵だなあと思います。

「みんなの声が僕らのモーター」「一緒に行こう Just believe my dream... Unlimited」「憧れてきた夢のステージにきっと辿り着けるさ」なんて歌われたら、全力で応援するしかないなあ、と。(重)

 

 

 

 

 

②演出

周知の事実だと思うけど、Lil かんさいは現在「全員が現役高校生」なグループです。

それってやっぱり、めちゃくちゃ強い武器だと思うんですよね。それもあと1年で終わっちゃうっていう、リミット付き。

いやもうそれ、めちゃくちゃ武器でしかなくない??(2回目)

やっぱり、10代、しかも学生の頃にしか出せないキラキラ感があることって否めないし、実際にそう。

だから、高校生らしいコーナーをしたいと思います!ってリトかんが言った時、関西から東京に殴り込みみたいな感じだから(尖り)、関西の強みなコントとかするの…??って安易に思った自分を殴りたい。

しっかり者最年少な琉巧くん(ここ大事)が、お兄ちゃん組の名前をいつもの呼び方で呼んで、「はよ起きて!遅刻する!」って言って、それぞれのキャラに合った反応をして、学校に行く流れから、西村くんが突然、「リル子ちゃんに告白する!」そう言い出すけど、実はみんなが恋のライバルでじゃあ誰がリル子に振り向いてもらえるから勝負や!な展開から(説明が長い)、幕が上がると、

制服を着た5人がいるんですよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

………えっ?やばい。天才すぎない????

 

いやまって、天才。えっ誰?これしようやって提案したの。今すぐ挙手して教えてくれ。雑誌で絶対話してお願い。

正直に言うけど、現役高校生アイドルの制服姿めっちゃ眩しい。眩しいでしかない。目が痛い。心が苦しい。ありがとう。しんどい。えっ?今だけ心だけJKになっちゃダメ??いいよね。(圧)

そして始まる、オリ曲の「Tell me Tell me!!」。

 

いやもう…(死)

 

Tell me Tell me!!は、所謂、恋の駆け引きな曲で、要約すると「これが恋だとはわかってるし、君も俺のこと好きなのは分かってるけど、素直になれない。だけど、やっぱり大好きだから素直になって必ず君と結ばれて見せるよ。」みたいな曲です。(たぶん)

この時点で、こちらはちょっとまって、無理。供給過多すぎ。な状態。

 

 

でもそれだけじゃない。

 

後ろに、学生の頃に使うあの机が控えてらっしゃった。

いや、もう、ね?????????

机に向かって走り出して、座るりとるかんさい。(それがめっちゃ可愛いすぎたのでひらがな表記)

 

始まる関ジャニ∞の「CloveR」。

イントロで机に頬杖ついて、踊り出すのが、これがもう本当に鬼可愛くて。全員アザとかわいすぎて。しかも、誰ひとりとして恥ずかしがることなく、手も抜いてなくて。全員にプロのアイドル魂見せられた。もっと5人に惚れた瞬間。好き。

もうこれはただひたすら、可愛かったです。言葉が見つからない。

 

そして、SexyZoneの「PEACH ! 」。

わ〜生で歌ってるのもダンスも見れる〜!!嬉しい〜!!!!(見たことがない)

ってなるじゃん。違うの踊らないの(泣)

机と椅子にキャスターがついていて、好きに動いてワチャワチャしだす、Lil 可愛すぎる かんさいさん。

 

 

 

 

もう降参。白旗。負けた。

 

無理(号泣)かわいすぎる(滝涙)

机と椅子ごとクルクル回ったり、押し除けあったり、5人でギュッと固まったり、可愛いがすぎてひたすらしんどい時間だった。嘘、ありがとう。

個人的に、机に足乗せてめっちゃ治安悪い最年少當間琉巧さんと(机に足を乗せてはいけませんとは思ったが)(マジレス)、親愛なる隣人な西村くんを押し除けて邪魔するイタズラをした後に、得意げな顔で客席を見た自担の大西風雅くんが衝撃的かわいさで最高でした。(いらん報告)

 

そして最後に「フィルター越しに見た空の青 」(SexyZone)。

さっきまでワチャワチャしていた5人がギュッと固まって歌うこの曲は、ただひたすらエモい。

 

 

結局リル子ちゃんに告白したのか、誰が勝ったのか、それとも全員振られたのかはわからなかったけど、(別にそこは重要じゃない)、自分達が現役高校生であるっていうことをきちんと武器として捉えて、今しかできない、今やるからこそ意味があるってことを理解して演出に取り入れたのかなあと思うと、本当に素晴らしいというか、これからが楽しみで、そして、どんだけこれから大きくなっていくの君たち…って良い意味でこわくなる気持ちでいっぱい。楽しみ。

 

 

 

 

 

③ダンス

正直にいうと、これまでLil かんさいにダンスに対して強いイメージってなくて。

ひとりひとりがダンススキルをあげたい、頑張りたいという想いはすごく伝わってきたし、実際に頑張っていることもすごく伝わる。

今回、ステージに立つのは5人だけ。

なので、衣装替えのタイミングは、メンバーが代わる代わるにでて、衣装替えをするしかない。そのために、「ダンス」で繋ぐ演出が多くて、それがとても新鮮で楽しくて。

Lil かんさいってこんなに踊れるんだ。

こんなにカッコいいんだな、って。

また5人の新しい一面を知れてすごく嬉しかったんです。

そして、今までのLil かんさいの曲の中で1番ダンスが難しいと本人たちも言っている新曲の「La Fiesta」と、あけおめ魂でも披露したKis-My-Ft2の「A.D.D.I.C.T.」。

2曲を踊る彼らは、決してひとつも手を抜いてなくて、むしろ、全力で、そして、すごく踊り込んだんだろうな、ということが伝わったし、何よりこの2曲を踊る彼らが、めちゃくちゃギラギラしていて大好きでした。

 

A.D.D.I.C.T.に関しては、本当にキツそうだったけど、最後に、叫びながら5人で円を描いて倒れこむまで全員が全力だったし、まさに「青春の1ページ」すぎて、色んな意味でありがとう、の気持ちでいっぱいでしかなくて。

 

5人全員が「手を抜くことなく頑張れる」、それって簡単なようで簡単なことではなくって、すごいことだと私は思います。

まして、思春期真っ只中で、ぶつりかあったっておかしくないし、お互い目指したい矢印が違う方向を向いたっておかしくないはずで。けれど、Lil かんさいってそうじゃないんだろうなあ、と。

これは本当に憶測だけれど、自分以外のメンバーが本気で頑張っているからこそ、自分自身ももっと頑張れる、そういう関係性を築いているんだろうなあ、ってすごく伝わって。

だから、今回のクリエでダンスが深く心に刺さったし、自分たちの魅力を自分たちでつくっていく彼らにまた心が惹かれました。

Lil かんさいって最高!!!!!!

 

 

 

 

 

④5人がいちばんコンサートを楽しんでいた

私の中で、ステージに立つアイドルが、その場にいる誰よりもコンサートを楽しんでる姿が、いちばん素晴らしくて、眩しくて、いちばん見たい姿です。それだけはずっと大切にしていることだし、譲れない気持ちで。

ステージに立つアイドルが心から楽しんでることが伝わらないと、見ている側は心から楽しめないと思っているし、何よりも、その姿がアイドルをキラキラ輝かせるいちばんの"スポットライト"だと思っているからです。

外側から当てられる、人工的な光じゃなくて、アイドル自らが内側から自分に向けて光を当てる、"楽しい!"って気持ちがいちばんアイドルを輝かせてる、そう思います。

シアタークリエに立つ5人には、それが確実ありました。

あの場所にいる誰よりも、5人がいちばん、自分達のコンサートを楽しんでいたし、全力でやり遂げていたし、だからこそ、ステージに立つ5人は本当に輝いていて、眩しかった。

 

自分達で自分自身を輝かせていました。

 

ああ、Lil かんさいってすごいなあって。

ステージに立ってコンサートをしていることや、大阪から東京にきてコンサートをしていることが嬉しかったのかもしれない。

本人たちにしか知らない気持ちがあることは重々承知だけど、けど、何よりも、「このメンバーでこの5人でコンサートをしていること。」それが何よりも彼らにとって、楽しくて大切ということは間違いなく伝わりました。

だからこそ、あんなにも5人はキラキラ、眩しいくらいに輝いていたんだなと思います。

心から目の前のステージを楽しめる、それができるLil かんさいはもっと上にいけるし、応援する側として、背中を押さずにはいられないな、とステージに立つ彼らをみると何回でも思います。

 

 

 

 

 

⑤最後の曲にミライヤーを歌うこと

ミライヤーは、Lil かんさいのオリ曲のひとつで、夢に向かってもっともっといこう!そんな曲です。

全員の挨拶が終わって最後に歌うミライヤー。

なぜこの曲を最後に歌ったことが、素晴らしいのかというと、「ユメノツヅキ探して次のストーリーへ いつか夢見たステージがほら目の前にある最高の時間」

こんな素敵な歌詞から始まります。

 

Lil かんさいにとって、東京公演という舞台が夢の見たステージのひとつで、だけど、ゴールでは全くないし、彼らにとってはきっと大きな一歩であり、「新しいスタート」なんだな、と。

 

「Lil かんさいで大阪城ホールでコンサートをする」それが今の彼らがよく言葉にする夢です。

だからこそ、シアタークリエをLil かんさいのファンで埋められたこのステージは、彼らにとっては最高の時間で、だけど、まだまだ見たい景色が彼らには沢山ある。

だからミライヤーを最後の曲として選んだのかな、と私は勝手に解釈しています。

 

 

「この先につらいことがあるなら
大きすぎる壁にぶつかったら今の気持ちを思い出すんだ
熱い想いを確かめるんだ
見えた景色を感じた音を

キミと歌ったこの一瞬を」

(ミライヤーより)

 

これから先、楽しいことばかりじゃなくて、辛いこと、苦しいことが待っているかもしれないし、どんどん年齢を重ねるにつれて、責任感やアイドルとしての想いが大きくなって、メンバー同士でぶつかり合うこともあるかもしれません。すれ違ってしまうかもしれない。

ずっと5人でいてほしいと心の底から願っているけれど、そうじゃない世界でもあるから、そうじゃなくなってしまうかもしれない。

時には、ステージに立つことが怖くなってしまったり、嫌になったり、自信がなくなってしまうこともあるかもしれない。

だけど、どうか、ステージに立つことが楽しいって気持ちは失わないでほしいなと、願ってしまうし、彼らにとって、コンサートという場所が楽しい場所であることにずっと変わりがなければいいなと、重たい気持ちだけど、そう願います。

そして、今回の自分達でつくった、ジャニーズ銀座 Lil かんさいの初東京公演が、5人に向けられたペンライトの光の海が彼らにとって最高の景色であってほしいし、5人とって忘れられない大切な公演になってほしいです。

そして、Lil かんさい、ひとりのひとりの自信に繋がっていますように。

胸を張って進んでいってね。

 

 

 

 

 

シアタークリエのステージに立つ5人の輝きを私はこれから先ずっと忘れないだろうし、忘れられないと思います。

眩しいほどの輝きをありがとう。

一切手を抜かずに、5人で全力でやり遂げてくれたLil かんさいに感謝とたくさんの拍手を贈って、これからも、Lil かんさいを全力で応援していきたいとそう思います。

 

 

 

君たちの道の先で待つ未来には光が溢れてるから、憧れの夢のステージにきっと辿り着こうね!

いつか夢見たステージが目の前にある、そんな最高な時間が君たちには必ずくるよ〜!!!

もっともっともっともっともっと先へ!!